兵庫県神崎郡神河町栗

2018年05月20


日本の滝百選に戻る

Road Map :播但道の神崎南ICから県道8号線、404号線を経由してJR長谷駅前から
             村道を走る。ウロウロ探すより住民に滝の場所を聞いた方が早いかも。
Route Map:小さな案内板があるが駐車場は無いので適当に車を停める。
日本の滝百選』  3段の滝と別に綺麗な無名滝があり、散策時間が長くなってしまった。
兵庫県の滝を検索していて、引っ掛かったのが龍軍の滝であり、ネットの写真を見ると面白そうなので行ってみることにした。 但し、期待はまったく持っていない。
龍軍の滝
 遊歩道の整備、滝見小屋まで作って観光に力を入れていたのであろうが、それがほったらかしにされ、荒れ放題になっているのは勿体ない話しである。
 良い滝なので倒木の片付けだけでもして欲しい所である。
今日の兵庫県の滝見
  東山渓谷 → 龍軍の滝 → 滝のとち滝
龍軍の滝 (落差25m)
りゅうぐんのたき
往路:8分(滝見小屋まで)
復路:9分(滝見小屋から)
散策時間:40分
JR長谷駅前から村道を東進するのが一番判り易い。
村道を少し登ると、この色褪せた案内板が立っている。
駐車場は無いので道路脇に車を停める。
10時57分に歩き始める。 色褪せた案内板から直ぐに獣避けのゲートとなる。
この先に滝があるとは思えないヒノキの植林帯を進んで行く。
何があったのか、造成途中の林道は直ぐに終点となっていた。
その林道の土手の上に滝見道が伸びていた。
小屋の裏側は切り立った崖となっており、深く薄暗い渓谷となっていた。
沢に出合い、沢沿い道を少し歩くと8分で滝見小屋に着いた。
小屋は気持ち悪いので中には入らなかった。
滝見小屋から更に遊歩道が伸びていたが、鉄製の橋の落葉が積もっているので橋の朽ち状態が判らず、壊れるのは今日ではないかの心配が頭を過る。
小屋の裏からは沢に下りる手立ては無い様だ。
直ぐ横に源流の異なる綺麗な段瀑が流れていた。
これが無名滝なのは勿体ない話だ。
これが落差25mの3段渓流瀑である ”龍軍の滝”だろうか。
大きな倒木が展望を阻害している。
遊歩道は荒れているが滝上の方に伸びていた。
”龍軍の滝”を横切る様に鉄製の橋が設置してあったが、
しっかり体重を支えてくれるのかが心配でさっさとは歩けなかった。
同じく橋の上から右岸の流れを見る。
橋の上から左岸の流れを見る。 孤立した岩に生える樹木にナビテープが巻いてあったが、これは沢登りにしか用が無いはずだ。
遊歩道は直瀑滝の横まで伸びており、左の崖には石仏が並んでいた。
怖い顔の不動様によだれ掛けは似合わない。
”龍軍の滝”の最上流に流れ落ちる小さな直瀑も無名滝なのだろうか。
上部の滝から引き返し、別沢の無名滝の滝口へ向かう。
滝見小屋、鉄製の橋はいつまで持つだろうか。
無名滝の滝口に着くが、上手く滝壺側を見る場所が無かった。安全第一で行きたい。
”龍軍の滝”の中流部を再度見る。 ナビテープは沢登り者用のものしか考えられない。
滝見小屋に戻る。
遊歩道で渡渉する個所があったが、そこの橋は流され落ちていたのだった。
倒木の写らない個所から再度 ”龍軍の滝”を見るが、残念ながら樹木が邪魔をしてばっちりと滝を見られる場所は無かった。
更に下って沢に下りられる場所を探すが、同じく危険過ぎる場所しかなかった。
戻りながら沢に下りられそうな場所を探すが、安全に下りられそうな場所は見付からなかった。
林道ゲートまで戻って来る。
ヒノキの植林帯まで戻ると、沢に行けそうな所があったが、行けても下流過ぎるだろうと沢に行く事は諦めた。渓谷に出るには沢登りの装備が必要だろう。
散策時間40分にて路肩に停めた車に戻る。